【資産運用】iDeCoってなに?
iDeCoってどんな制度なの?
投資をしながら、老後資金を準備していこうという制度です。
お国が推奨している制度にしては、ネーミングセンス悪くないですよね(*‘∀‘)
制度の概要
概要は下の表のとおりです。
(出所:iDeCo公式サイト)
特徴
- 毎月口座から引き落としで、掛け金を拠出
- 掛け金を事前に決めた配分で運用(定期貯金タイプもあり)
- 運用で増えたお金は非課税
- 掛け金は全額所得控除
- 原則60歳になるまでは引き出せない
- 受取方法は、「一時金」「年金」「併用」から選べる
ざっと挙げると上記のとおりなんですが、正直ちんぷんかんぷんな人いるんじゃないでしょうか?
(僕は初めて聞いた時、全く理解できませんでした。)
解説は「iDeCoのメリット・デメリット」でしていきますね。
まず結論
iDeCoは、始めた方がいいのかって話ですが、僕は始めることをおすすめします!(条件付き)
ただし、色々調べられている人は、「iDeCoはあまりおすすめできない」という情報もあるかと思います。
僕の個人的な考えではありますが、月に1万円以下の投資金額で始めるつもりの人であれば、急いで始める必要はないと思います。
理由はデメリットの項で説明しますが、小額から始められる方はつみたてNISAの方が相性いいと思います。
NISAについても今度記事書きますね!
勘違いしてほしくはないですが、投資は1日でも早く始めましょう!
iDeCoの始め方
口座開設
まずは、証券口座を開設しなければなりません。
ここで注意してほしいのが、証券口座はネット口座一択です!!
銀行でもiDeCoの口座は開設できますが、取り扱っている商品が手数料高すぎで問題外です(-ω-)/
おすすめの証券口座
がおすすめです。
2つともiDeCo口座の口座管理費が業界最安値レベルです!
ただ、SBI証券はサイトが分かりにくいです。
(有名な話ですが、想像以上に分かりにくいです。)
なので、僕は「楽天証券」で開設しています。
「楽天iDeCo」で検索したら、申込サイトがすぐ出てきますので、まずはそこから加入者情報の入力をしましょう!!
口座の開設にはマイナンバーカードがあればスムーズです。
持ってない人は同時並行で作りましょうね!
証券口座には、「普通口座」と「特定口座・源泉徴収(あり・なし)」
がありますが、特定口座を選びましょう!
特定口座で投資すれば、証券会社が税金の計算に使う書類を作ってくれます。
普通口座では全部自分で計算しなければなりません…
源泉徴収(あり・なし)については、「今後個別株とか買ってみたい」って考えてる人は「源泉徴収あり」で問題ありません。
「源泉徴収なし」にしても、最終的には「あり」にする人が多いと思いますので。
資産運用への第一歩です!
頑張りましょう(*'ω'*)
必要な書類
- 基礎年金番号がわかる書面
- 事業主の証明書(送られてくるメールのURLからダウンロードできます)
- 本人確認書類(証券口座をまだ開設してない人)
口座開設後の注意点
- 各種ハガキを無くさない
①個人型確定拠出年金確認通知書
②口座開設のお知らせ
③コールセンター/ネットワークパスワードの設定のお知らせ
- 初回引き落としまでは、時間がかかる
(僕の場合は2か月ほどかかりました。)
資産配分の決定
証券口座が開設されて、iDeCo口座の設定も完了すれば、
次にやることは掛け金の配分を決めることです!
楽天証券の場合、現在31個の「投資信託」と1つの「定期貯金」があります。
初めに言っておくと「定期貯金」はiDeCoの恩恵を活かしきれないので全くおすすめできません。
本当は自分で調べながら決めるのが一番いいんですが、31個も投資信託があって、どれが良いかとか全く分かりませんよね…
一応おすすめ(楽天証券の場合)と言えるのが
僕はこのどちらか100%でいい派です。
分散投資の観点から言えば怒られちゃうやり方なので、マネしないでくださいね(´・ω・)
上の2つのどっちかを50%位にして、あとは好きなのを選べばいいと思います。
(「バランス型」と「ターゲットイヤー型」はあんまりおすすめしません。)
掛け金の配分を決めたら、あとはほったらかしです。
投資の知識が増えてきたら、時々見直して変更してみてもいいと思います!
iDeCoのメリット・デメリット
メリット
- 掛け金は自動引き落とし
自動で毎月引き落とされるので、入金忘れを防げます。
- 運用益は非課税
投資で利益が出た場合、その約20%を税金で納めなければなりません。
iDeCoの場合は非課税です。
- 掛け金は全額所得控除
皆さんが納めている所得税と住民税は、収入から所得控除額を引いた後の所得から計算されます。iDeCoの掛け金は全額所得控除の対象になるので節税効果があります。
毎月2万3000円投資している人の場合、
2万3000円×12か月×30%(所得税20%、住民税10%)=8万2800円
実質約8万の節税効果があります。これは大きいですよね(*‘∀‘)?
デメリット
- 原則60歳まで引き出し不可
これは、強制貯金になるメリットでもあるんですが、同時にデメリットにもなります。
それは、いざという時に使えないからです。
若いうちはiDeCoよりも自己投資に使ったほうが、将来のためになるという人も多いです。
考え方は色々ですが、余剰資金の範囲でやらないと、いざという時どうにもなくなってしまうことには間違いありません。
- 実は、「手数料がかかる」
これを知らない人が意外と多くて、注意しないといけない点です。
証券会社に払う手数料は無料(楽天証券、SBI証券)なのですが、国民年金基金連合会や信託銀行に対して手数料が発生します。
(毎月171円、年間で約2000円)
iDeCoで定額貯金がだめな理由はこれです。
節税効果はあるとはいえ、運用利益は手数料負けするんですよ…
最後に
ここまで長々とiDeCoの説明をしてきましたが、
正直まだちんぷんかんぷんな人も多いかと思います。
が、、安心してください!
ここまで読んでいただけた人は、間違いなくやれます(*‘∀‘)
だって興味がなければ普通こんな記事最後まで読みません。。
iDeCoも含め、投資でいちばん面倒なのは最初だけです…
その後は楽しくてハマること間違いなしですので、
気になった方は今日から始めていきましょう!!