投資家ひでまんのつぶやき~サイドFIREに思いを馳せて~

人生をより豊かにしたい思いから投資を始めました。投資に関わる話だけでなく日々のちょっとした物語もつぶやきます。

【考察】生命保険は必要なのか?(独身者向け)

f:id:hideman-channel:20210529163552p:plain



 

何のための生命保険か

日本人の生命保険の加入率は独身の多い20代の場合、5割程度です。

家庭持ちが多くなる30代後半では、なんと8割以上です!

 

独身者の皆さんは、何のために生命保険に加入しているんでしょうか?

「死亡のリスクに備えて」「周りに勧められるまま」など、

色々な理由があると思いますが、

正直、生命保険って必要ないです( ゚Д゚)!

 

社会知らずな発言に聞こえるかもしれませんが、

一歩立ち止まって、保険の必要性について考えてみませんか?

 

保険はギャンブル

保険の本質とは

保険の本質は「ギャンブル」です(-ω-)/

こう聞いたら、

ギャンブルに対していいイメージを持っていない日本人に、

「なに言ってんだ、アホか!」

なんて言われてしまいそうですが…

(あ、僕もちゃんと日本生まれ日本育ちです。)

 

よく考えてみてください。

仮に毎月1万円の生命保険に加入して、

死亡時1000万円支払われる保険があったとします。

20歳で保険に入って、60歳で満期の保険だとすると、

1万円×12か月×40年=480万円

の保険金を納めることになります。

保険の満期までに死亡した場合、受取人に

実に2倍以上の保険金が支払われます。

でも死亡しなければ、1円も支払われません

 

上の例で、ギャンブルとの違いって見つけられますか?

保険=ギャンブル」だってことを、まず認識しましょう。

この認識なく保険に入るのは、間違いなくただの感情論です(´・ω・)

 

 

保険の役割とは

保険とは、「低確率」だけど「大損害」な事態に備えるためのものです!

「もしもの時」って、こおゆう場合ですよね?

 

まず、「確率」について考えてみましょう。

独身者かどうかに関わらず、死亡する可能性はそんなに大きくないですよね?

厚生労働省によれば、独身の多い20代の死亡率は実に1%以下です。

 

では、「損害」についてはどうでしょう?

家庭のある人ならまだしも、独身者が死亡したときに困る人は誰ですか?

(悪口を言っているわけではありません。)

  • 残された親のために、あなたは「いくら」のお金を残してあげたいのか、

 考えたことはありますか?

  • なんとなく保険に入り、受取人を親にしていませんか?

自分の胸に手を当てて、一度考えてみてください。

 

若者世代は、

「自分が死んだ時に周りに与える損失はどの程度なのか?」

と考える機会を持つ人は少ないと思います。

親や上司から、

「社会人になったら保険に入るもの」

と洗脳され、とりあえず 保険に入ってる人が大多数です。

 

保険の役割をしっかりと理解した上で、

自分が備えるべきリスクは何なのを考えてみましょう(*'ω'*)

 

それでも生命保険は必要?

ここまで本質がどうって話をしてきましたが、

「それでも生命保険は必要だ」って感じる方も多いと思います。

それは間違いではありません。

「もしも」に備えることは重要なのも否定できない事実です。

 

大事なのは、

自分の頭で考えることです。

 

そんなあなたに少しでも力になれればと思うので、

次は「生命保険に入るなら?」というテーマで書いていきます(^^)

 

生命保険の様々なタイプ

生命保険にも様々なタイプがあります。

順番に概要説明していきますね。

各タイプの特徴

定期保険

いわゆる「掛捨て保険」です。

f:id:hideman-channel:20210325232032p:plain


満期までの期間内に死亡した場合、契約時に定められた金額が支払われます。

  • 他の保険と比べて保険料が割安
  • 途中で解約した場合の返戻金は非常に少ない場合が多い

といった特徴があります。

終身保険

保証が一生続く保険です。

f:id:hideman-channel:20210325232421p:plain

死亡時に保険金が支払われます。

  • 満期がないため、必ず保険金が支払われる
  • 途中解約しても、解約返戻金は他と比べて多い
  • 保険料が割高

といった特徴があります。

定期付終身保険

定期保険と終身保険を組み合わせたタイプです。

f:id:hideman-channel:20210325234122p:plain

定期(掛捨て)保険と終身保険の2階建てになっています。

  • 終身保険より割安で、定期保険に近い保証が受けられる
  • 定期保険部分の更新をすると、保険料が段階的に上がる
  • 終身部分の割合にもよるが、解約返戻金は多くない

といった特徴があります。

養老保険

保険の満期時に生存していた場合、

死亡保険と同額の満期保険金が支払われます。

f:id:hideman-channel:20210325235439p:plain

  • 死亡保障だけでなく、貯蓄としても活用できる

という特徴があります。

結局どれがいい?

結論

僕は保険屋の勧誘ではないので、

はっきり結論を言います。

生命保険に加入するなら、「定期保険」一択です(-ω-)/

 

なんで?って思う方は多いかもしれません。

だって払ったお金返って来ないんですもんね、わかります。

 

でも、感情的になるのはやめましょう。

思い出してください!「保険=ギャンブル」です( ゚Д゚)

 

 

理由

端的に僕の考えを、タイプごとに言います

 

「定期保険」

  • 少ない保険金で、最大限の補償内容

コスパの優等生!

 

終身保険

  • 割高なのに、補償内容は微妙

コスパ悪い劣等生…

 

「定期付終身保険

  • 割安に見せかけてるが、更新するたびに保険料がかなり上がる
  • 解約返戻金が少ない。
  • 保険料を抑えようとすると、補償内容が著しく低下

出来るフリして、実は何もできない劣等生

 

養老保険

  • 補償内容は微妙
  • 満期まで契約しても返ってくるのは、ほぼ同額

もはや存在価値を見出せない。

 

この例え、共感していただけますか( ;∀;)??

 

最後に

全般通して、ずいぶんフィーリングで語っている文章が多いですが、

今まで保険について全く考えてこなかった人には、

これくらいの考えでもいいと思ってます。

お金の勉強をしようと、FPファイナンシャルプランナー)の

勉強を始める人は多いですが…

大事なのは、「自分のお金をどう使うべきか」を考えることです(*‘∀‘)

 

自分が普段払っている保険は、

もしもの時が、「来たとき」「来なかったとき」も、

後悔しない選択になっているかを考えましょう!

 

僕も独身だった一昨年まで、

月に2万円と、ボーナスで35万円積み立てる保険に入っていました。

正直すごく後悔する部分が大きいです。

だから言います!!

あなたの大事なお金は、

本当に価値のあるものに使うべきです!!